勝利者が書いた「捏造歴史書」を正確に書き直そう。

1989年に中国政府が学生の民主化運動を武力鎮圧した天安門事件から30周年となる4日、香港で数万人がろうそくをともして追悼集会を行った。
参加者らは、香港のビクトリアパークにろうそくやプラカードを掲げて集結。当時天安門広場に設置された「民主の女神像」のレプリカ付近ではデモ行進が行われた。
集会を主催した民主派団体「香港市民愛国民主運動支援連合会」によると、集会には18万人が参加。一方警察は、参加者は3万7000人とした。
中国は事件による死者数を公表していない。人権団体や目撃者らは、数千人が死亡した可能性があるとしている。
支援連合会のリチャード・ツォイ副会長は、「香港の人々が6月4日の悲劇を思い出し続け、記憶にとどめておくことがきわめて重要だ。中国政府に国全土からこの記憶を消し去らせないようにしよう」と訴えた。
参加者は、「一党独裁を終わらせよ」「民主的な中国を建設せよ」などと連呼した。
一方、中国本土では天安門事件は依然タブーとなっており、当局は天安門広場内部と周辺に厳重な警備態勢を敷いた>(以上「ロイター」より引用)


 天安門事件を封印し続ける中共政府はついに民主化する意思はない。国民に自由を与えれば中共政府は中国国民により打倒されるに違いない。
 20世紀の中国で最も大量虐殺したのは誰か、と質問すれば、大方の中国民は「日本軍」だと答えるだろう。しかしそれは誤りで、正解は「毛沢東」だ。「毛沢東」は大躍進で3000万人とも1億ともいわれる中国民を虐殺した。天安門事件の1万5千人程度の話ではない。

 もちろん虐殺された人数で事の重大性を判断するのは誤りだ。しかし600万人のユダヤ人を虐殺したとして、ヒトラーとナチスが徹底して排除された戦後史とは別に、最低でも3000万人を大虐殺した「毛沢東」の弟子たちが中共政府の主人としてふんぞり返っている。また、国際社会もそれを容認している、というのはダブルスタンダードの最たるものではないだろうか。
 戦勝国クラブ(国連常任五ヶ国)が支配する国際社会の実像とはダブルスタンダードのジコチューもいいとこだ。自分たちは核兵器を保有しても良いが、戦勝国クラブ以外が保有するのは許さない、というのもダブルスタンダードだ。ヒトラーの「ジェノサイド」は良くないが、中国共産党の大虐殺は「不問」とする、のもダブルスタンダードだ。

「歴史は勝利した者が書く」という言葉がある。20世紀の歴史はまさしくそうだった。日本国民も先人を辱められても、唯々諾々と「自虐史観」に盲従している。「朝鮮半島を植民地支配した」などと戦前の日本が一度として発言したことがないにも拘わらず、戦前の日本政府が「朝鮮を植民地」とした、と言っていると主張する大嘘つきまで日本に蔓延する始末だ。
 日本は「大東亜」を確立して、植民地支配している欧米列強を駆逐するために立ち上がった。世界から植民地が消滅したのは日本の先人が植民地解放戦争を戦ったからだ。そうした正しい歴史を国際社会は共有すべきだ。いかに戦勝国が「歴史」を執筆して捏造史で洗脳しようとしても、史実はキチンと遺っている。まさに天安門事件はその一例だ。

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