韓国が歴史ファンタジーから目覚めるまでは、決して相手にしてはならない。

安倍晋三首相は6月に大阪で開く20カ国・地域(G20)首脳会合の際、韓国の文在寅大統領との個別の首脳会談を見送る方向で検討に入った。複数の政府関係者が13日、明らかにした。韓国人元徴用工の対日賠償請求問題などを踏まえ「文氏に冷え込んだ日韓関係を改善する意思が感じられず、建設的な対話が見込めない」(官邸筋)との判断に傾いた。

 大阪でのG20期間中、首相は米中ロ首脳などとの個別会談を調整している。文氏との会談を見合わせれば、日韓の相互不信に拍車が掛かりそうだ。韓国が対日姿勢を軟化させた場合や、北朝鮮問題などの情勢変化があれば、文氏と話し合う可能性も出てくる>(以上「共同通信」より引用)


 二国間の条約や約束事が守れない国の大統領と会談しても無駄だろう。いや、そもそも韓国相手に「最終合意」なる決着を信じて、韓国の歴史ファンタジーを是認するかのような「謝罪」と「10億円」の基金拠出を行ったのが間違いだった。
 安倍自公政権は基本的な韓国政府との対応を間違った。韓国は「大統領」と称しているが、彼に国家統帥権があるわけではない。彼はブヨブヨの豆腐のように揺れる「韓国世論」に乗っかっている神輿に過ぎない。

 韓国世論が右に揺れれば「タカ派」の政治を行わなければ「大統領」は神輿を放り出されて逮捕される。韓国世論が左に揺れて「ハト派」に揺れれば、大統領のみならず裁判官や学者までも、国家統一の原理や原則までも無視して「統一熱」に浮かされる。
 韓国の国内政治は究極のポピュリズム「韓国世論」が支配している。その韓国世論の源泉は「韓国ファンタジー」だ。韓国こそが世界一、という妄想に憑りつかれているから始末が悪い。

 韓国民が現実を知り史実に基づく歴史を知るまで、韓国政府を相手にしても始まらない。国家間の「約束事」も国際的に認められた「正常な」条約までも無視する韓国世論が支配する国家の大統領と、会談で何を話し合うというのだろうか。
 韓国大統領との会談をスルーする、という安倍氏の判断は正しい。それならなぜ「最終合意」などという、あり得ない「慰安婦問題解決」なる与太話に乗ったのだろうか。それは安倍外交の大きな失策だ。彼の譲歩が韓国世論を勇気づけさせた。日本は韓国が強く出れば「謝罪」し「カネ」も出すと誤認させた。

 そして誤認させた相手は韓国だけではない。米国のトランプ氏も「日本は脅せば言いなりになる」と誤認させた。脅せばポンコツ兵器でも爆買いするし、日本国内投資ではなく、米国に邦人企業に投資させる、と飛んでもない誤まった認識をトランプ氏に与えた。
 トランプ氏の脅しに対して、安倍氏は「それほど米軍経費負担増をいうのなら、日本から米軍をすべて撤退させてくれ」と素っ気なく回答すれば良かった。そうすれば強欲不動産業者で鳴らしたトランプ氏なら「ドキッ」として正気を取り戻しただろう。決して日本訪問で横田基地へ乗り込むなどといった「マッカーサー張り」の非常識を演じなかっただろう。彼は自身を現代のマッカーサーに擬して快感を覚える程度の幼稚な人間性しか持ち合わせていない。

 韓国の「困ったときの日本頼み」を二度と聞いてはならない。文大統領と会談する必要はないし、会談するのは歴史ファンタジーから韓国民が目覚め、韓国内のみならず世界中の慰安婦像をすべて撤去してからだ。それまではたとえ韓国が滅亡しようと、韓国に甘い顔をしてはならない。

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