「三度目の政権交代」を果たすのは二度の政権交代を成し遂げた小沢一郎氏だけだ。

国民民主党の玉木雄一郎代表と自由党小沢一郎代表が22日、両党を合流させる方針で大筋合意した。両党議員が全員合流すれば、参院では野党第1会派となる。夏の参院選に向け、28日召集の通常国会で発信力を高めていく狙いだ。
 玉木氏と小沢氏はこの日夕、都内のホテルで約40分間会談。玉木氏は会談後、朝日新聞などの取材に「(自由党と)これまで以上に連携を強化していこうと一致した」と説明。小沢氏も「野党が全部大同団結、結集して国会も選挙戦も臨む。安倍内閣を打倒し、国民のための野党の政権を作る」と強調した。
 関係者によると、両氏は自由が解党する形で国民に合流する方向で党内調整を進めていく方針を確認した。玉木氏は党内に持ち帰り、通常国会開会前までに党内の了承を得たい考え。だが、自由との合流には党内の反発も予想され、調整は難航する可能性もある。
 自由に所属する国会議員は衆院2人と参院4人の計6人。国民へ全員が合流すると、衆院は立憲民主党が野党第1党のままだが、参院の会派勢力は立憲25、国民は27となる。昨年の臨時国会で立憲に奪われた野党第1会派の座を取り返すことになり、参院では国民が野党を代表して与党との国会運営の交渉役を担うことができる。国民幹部内では、小沢氏を選挙関係の要職に起用する声も出ている。
 関係者によると、国民は昨年5月の結党以来、政党支持率の低迷が続き、4月の統一地方選や衆院補選、夏の参院選を控え、党の存在感をいかに高めるかが急務となっていた。国民幹部の中では「剛腕」で知られる小沢氏の知名度や選挙手腕を求める声が強く、昨年9月ごろから国民幹部が小沢氏側に水面下で接触していた>(以上「朝日新聞」より引用)


 自由党の小沢一郎氏が動いた。自由党と国民民主党が合流し自由党は解党するという。いずれにせよ、これまで二度の「政権交代」を果たして来た小沢一郎氏が「三度目の政権交代」を期して最後の「ご奉公」に臨んでいる。
 日本は安倍自公政権によってハゲ鷹に叩き売られようとしている。既に「主要穀物」や「水道事業」や「カジノ」などは叩き売られた。それだけではない。「戦争法」で自衛隊員の命まで米軍の弾除けに叩き売られようとしている。
 日本の国家防衛に地球の果てで日本と因縁のない他国と戦争する必要などない。日本は「国際紛争を武力で解決しない」戦力の保持しか憲法で容認されていない。集団的自衛権などといったクソ理屈を付けようと、米国の戦争に日本が参加する必要など微塵もない。

 米国が本気で日本の防衛に手を貸すと思っている御仁がいたら、余程お目出度い。米軍は米国の防衛のために日本に駐留し、米国本土防衛のためにだけ戦う軍隊だ。決して日本の国家と国民のために戦ってくれる用心棒ではない。
 日本が経済大国から衰亡の一途を辿っているのは米国主導のプラザ合意により「円高」策以降だ。日本政府は日本国民のために政治を行うべきだ。ハケ鷹やジャパンハンドラーたちの顔色を窺って日本を叩き売りしてはならない。

 グローバル化という名の「経済植民地策」が世界規模で横行している現状に対して、日本は節度あるWTO体制に基づく「自由貿易」を行う一方で関税自主権を堅持しならない。食糧安全保障を蔑ろにして、日本の安全保障はあり得ない。経済成長なくして国民の格差是正も貧困からの脱却もあり得ない。
 今一度、国民総中流層といわれた日本を取り戻すために「国民の生活が第一」の旗印を掲げて、小沢一郎氏が辣腕を振るわれることを心から望む。

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