ローラの勇気の欠片も持ち合わせないヘナチョコ野郎たちの批判とは。
<辺野古の新基地建設工事の一時中止を求める署名を呼びかけたローラに対するバッシングが止まらないなか、本日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS)でもこの問題が取り上げられた。だがやはりここでも、ローラへの批判が飛び出した。
良識派ぶったバカは何処にでもいるものだ。テレビタレントも所詮はテレビ制作者の意図を読んで、同調発言しているだけだ。
さみなければテレビを干されて、ただのニートに転落しかねない連中ばかりだ。彼らに一言居士でもいれば評価するが、多くはマスメディアが押す「世論」に同調し拡散するだけだ。
辺野古沖の埋立に関して、ローラが「10万人署名」を呼び掛けたのはローラの意思だろうし、それは日本国憲法によって保障されている「思想信条の自由」に基づく。
彼女が未成年ならまだしも、一人前の女性をつかまえて「誰かに使嗾されている」とは侮辱するにもほどがある。「結局はCMタレント」とは本物のCMタレントをバカにする言葉ではないか。それならサンデージャポンの雛壇に並んでいる連中がどれほどのものか。
思想信条を明確に表明することはある程度のリスクを負うことだ。全ての人が自分に意見に同調するわけではない。ことに現政権が強硬に推進している政策に真っ向から立ち向かうのは「勇気」のいる行為だ。
そうしたリスクも承知の上で果敢に「10万人署名」を呼び掛けたローラの勇気に拍手を送りこそすれ、ゴソゴソとテレビ番組の雛壇から批判するのは如何なものだろうか。それも「誰かに唆されている」とはお粗末過ぎて呆れ返る。
米国海兵隊の辺野古移設は米国軍事筋でも「不要だ」と批判されている。いや辺野古移設が不要だというのではなく、そもそも海兵隊が時代遅れで現代戦術的に無用の存在だという。
敵前上陸軍たる米軍海兵隊が「専守防衛」の日本になぜ必要なのか。安倍自公政権は米国の辺野古移設の意思をもう一度確認してはどうか。たとえ「必要だ」と米国政府が回答しても、日本国民の一人として辺野古基地建設に反対するが。
『サンジャポ』では、最初の話題としてローラの署名問題を取り上げたが、まず口火を切ったのは、デーブ・スペクターだ。
デーブは19日にTwitterで〈ローラのキャラ設定は迷走中〉と投稿していたのだが、デーブはまずローラのことを「どこに住んでいるのかわからない、何になりたいのかわからない。結局仕事はCMタレント」だとした上で、「リスクの高い発言はすべきかどうか」と指摘。こうつづけた。
「タレントが政治的発言をすべきかどうかという議論はありますけども、議論自体は古いと思うんですけども、ローラの立場を考えると必然性を感じない。そして辺野古の場合は、エコとか良いと思うんですよ。だけど、辺野古の場合は、じゃあ代案はどうなの、工事止めてそのあとどうするの、普天間の返還どうなるんですか、まったくないんですよ」
その上、デーブは「ローラのインスタは英語が完璧すぎる」と言い出し、SNSでの発信においてローラが「チームを組んで」おり、それで「感化されている」可能性があると示唆。「アメリカで考え方が変わることはあるが、そこまで普通いかない」などと述べた>(以上「LITERA」より引用)