「国際化」が良いと思い込んでいるのは能天気なおバカさんだ。

<性行為などで感染する梅毒の患者が増え続けている。国立感染症研究所によると、今年の報告患者は11月11日時点で5955人。すでに昨年1年間の5820人を超え、48年ぶりに6千人を超す見通しとなった。増加を受け、厚生労働省は来年1月、感染症法に基づく医療機関からの患者発生の届け出内容を変更し、性風俗への従事歴や利用歴を加える。感染傾向を分析し、対策に生かすという。

 根本匠厚労相は増加の要因について、27日の閣議後会見で「若年女性の患者数が増加し、異性間での性的接触による感染が増加していること」を一因とし、「梅毒の早期発見、早期治療の重要性について啓発し、対策に努めていきたい」と述べた。

 国内の梅毒患者は、1950年ごろまで年間20万人以上いた。その後、ペニシリンの普及などで激減し、90年代半ばからは年1千人未満で推移したが、2010年の621人から増加に転じ、急増している。

 男性は20~50代から幅広く報告があるが、女性は20代前半が特に多いという>(以上「朝日新聞」より引用)


 性風俗に従事する若い女性に梅毒が蔓延しているという。主として中国からの観光客により持ち込まれる例が増えているといわれている。
 外国観光客は日本にとって無害な経済効果をもたらすだけではない。彼らとともに性病も持ち込まれるし、当然ながら彼の国から犯罪集団も日本へやって来る。

 今年の外国人観光客が3千万人近くまで増加したと安倍自公政権は喜び、東京オリンピックへ向けて4千万人達成を目指しているという。つい数年前まで1千万人程度だったのと比較して爆増だが、その影響は全国の観光地に現れている。
 オーバーツーリズム(観光地が耐えられる以上の観光客が押し寄せる状態のこと)という現象が全国各地の観光地で見られている。そこで暮らす住民にとっては歓迎どころか、迷惑の段階に達している。

 ことに観光客相手の商売とは無縁な地元住民にとっては迷惑千万だ。そして観光環境を護っている人たちにとっても頭の痛いところだ。日本へやって来るのは良い外国人観光客ばかりではない。嵐山近辺の竹林の竹が落書きで傷つけられたりしている。
 人込みでごった返す紅葉の名所に落ち着いた晩秋の風情はない。これ以上外国人観光客を誘致したいという安倍自公政権には、むしろ外国人観光客の入国を制限して欲しいと思う。

 日本食や日本の名所を外国人に紹介して日本国民にとって何か益があるのだろうか。かえって世界中でマグロが食べられだしたり、タコが食べられたりしだして、海洋資源が加速度的に枯渇へと向かっているではないか。
 日本食の「寿司」を外国人に知ってもらって、何か日本国民に益があっただろうか。日本の風光明媚な自然を外国人に紹介して、日本国民に何か益があっただろうか。なぜ美味しい食を日本国民だけが秘匿して味わっていてはいけないのだろうか。なぜ美しい先人から継承した自然の四季を外国人に理解してもらわなければならないのだろうか。そして彼らは本当に出汁の旨味や寿司の微妙な味わいが理解できているのだろうか。日本人が自然を人と調和する「共生」として捉えている感性が、外国人に理解出来るのだろうか。

 幾何学的な「庭園」しか知らない欧米人に、日々の暮らしの中に自然を取り入れ、大自然を凝縮した日本庭園の「美」が理解できるのだろうか。茶の湯の「詫び」「寂び」が外国人に理解できているのだろうか。
 そして理解できているとしても、日本が積極的に外国人にそうした「感性」を教唆することに何の意味があるというのだろうか。日本各地の観光地が軍靴のような巨大な靴で踏み躙られるだけではないだろうか。

 そして性病の蔓延だ。薬物も以前よりも海外から流入していると思われる。荒っぽい外国人犯罪も増加している。国際化は必ずしもプラス面だけではない。美味しい「寿司」を日本国民がいつまでも安価に味わうためには、余り外国人に「寿司」の美味さを教えないことだ。

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