運転マナーは守るべきで、煽り運転は「未必の故意」として刑法で立件すべきだ。

堺市南区で乗用車にあおり運転された上に追突されたバイクの男子学生が死亡した事件で、殺人罪で起訴された警備員、中村精寛(あきひろ)被告(40)=堺市南区=が直前に酒を飲んでいたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。飲酒を認めている。
 捜査関係者によると、アルコールの基準値を下回ったことから、大阪府警は道交法違反(酒気帯び運転)容疑での立件を断念。殺人容疑の送検時に処罰意見を付けることも見送ったが、公判で、より重い判決を求める証拠として採用される可能性がある>(以上「産経新聞」より引用)


 煽り運転でバイクの大学生が追突され転倒して死亡した「事件」で、殺人罪が適用されたのは当然だ。「こうすれば、どうなる」と結果が明白な行為を行って死に至らしむるのを「未必の故意」という。
 ナイフや拳銃ではなく、たまたま自動車を用いた殺人事件が「道路交通法」で裁かれてはかなわない。自動車を用いて二輪車に追突したり轢いたりすれば「死に到らしむる」のは充分に予見できる。だから刑法で裁くべく、殺人事件として送付したのだろう。

 自動車を用いた悪質な行為は「刑法」で裁くべきだ。「道路交通法」はあくまでも公序良俗に反しない運転中に起こしてしまった「事故」に関して裁くものと限定すべきだ。
 そして飲酒運転もたとえ検知出来ない範囲であれ、飲酒したと客観的に立証できるものなら酒気帯び運転で立件すべきだ。日本は道路事情があって、狭い道路で歩行者と数十センチしか離れていないところを自動車が爆走するケースが日常的だ。それだけに微量といえども飲酒したなら運転してはならない。

 そして最近多く見かけるのは左折の場合ウィンカーを出さないで曲がる車が多々あることだ。車線変更も変更に際してウィンカーを出さない者がいる。私はドラレコを搭載しているからウィンカーなしの運転手を罰してもらうべく、警察署にドラレコを提出しようかと思うほどだ。
 運転席や助手席から煙草をポイ捨てする不埒な者も相変わらずいる。日本人はここが素晴らしい、などと歯の浮くような自画自賛番組は作らない方が良い。まだまだエチケットのない日本人も結構いる。

このブログの人気の投稿

それでも「レジ袋追放」は必要か。

麻生財務相のバカさ加減。

無能・無策の安倍氏よ、退陣すべきではないか。

経団連の親中派は日本を滅ぼす売国奴だ。

福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。

全国知事会を欠席した知事は

安倍氏は新型コロナウィルスの何を「隠蔽」しているのか。

自殺した担当者の遺言(破棄したはずの改竄前の公文書)が出て来たゾ。

安倍ヨイショの亡国評論家たち。