運転免許証の更新時に「運転者」の安全教育も行うべきだ。

22日午前0時10分ごろ、東京都三鷹市新川4の15の中央自動車道上り線で、東京都中野区鷺宮、早稲田大教授、西原博史さん(59)が単独事故を起こし、車外に出ていたところをトラックにはねられた。西原さんは病院で死亡が確認された。大学のホームページによると、西原さんは社会科学部所属で憲法学が専門。平成11年から教授を務めていた。

 警視庁高速隊は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、東京都八王子市滝山町、会社員、高原充宏容疑者(50)を逮捕。容疑を同法の過失致死に切り替え調べを進める 現場は2車線のほぼ直線。西原さんは運転していた乗用車が追い越し車線を走行中に中央分離帯に衝突したため、車外に出て走行車線を歩いていたという。 西原さんは平成18年に衆院特別委員会が開いた教育基本法改正に関する中央公聴会に有識者として出席。「我が国と郷土を愛する態度を養う」とした条項について「子供に特定の価値観を強制することになる。多様な価値観を否定することは民主主義の否定だ」と政府案への反対を表明した>(以上「産経新聞」より引用)


 運転者だった早稲田大学教授が中央道三鷹で自損事故後に車外でトラックに撥ねられて亡くなる、という痛ましい事故が起きた。自損事故で亡くなったのならまだしも、安全確保のために車外へ出て亡くなるとは残念でならない。

 なぜ運転免許証の更新時に「運転者」の安全確保をキチッと教えないのだろうか。先日も高速道路で路上のタイヤに乗り上げて自動車が走行不能となり、母娘が高速道路の外に出ていたにも拘らず、タイヤを避けようとしたトラックに撥ねられて亡くなる、という事故があったばかりだ。


 教授の場合は何処で撥ねられたのか子細な報道がないからわからないが、母娘の場合は進行方向の先へ避難していたためジコッた車が突っ込んで来て事故死した。なぜ進行方向に対して後方へ避難していなかったのだろうか。

 壁際へバックする自動車を誘導する場合でも、壁と自動車の間に入るようにして誘導するのを見かける時があるが、危険極まりないとゾッとする場合がある。なぜ体を安全な場所に置いて、腕や手で運転者に見えるようにしっかりと誘導しないのだろうか。


 高速道路では基本的に自動車は止まれない、と認識しておく必要がある。高速道路上で停止している自動車は必ず追突されるものだと想定して避難すべきだ。もちろん事故車の後方に三角表示板を設置するのは義務として当たり前だが、それでも追突は避けられないと考えておくべきだ。

 そして自動車からの落下物に対して、何らかの罰則を設けるべきではないだろうか。高速道路を走っていると考えられないようなタイヤはもちろんのことコンパネや毛布やブルーシートなどが落ちているのに遭遇する。一般道路では大したことのない落下物でも、高速道路では大惨事を招きかねない。


 高速道路利用者の安全のために、オービスなどは常時録画して、積荷などを落とした自動車を特定するために利用して頂きたい。速度違反を取り締まるだけでなく、落下物の危険から高速道路利用者を守るためにも利用すべきだ。



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