与野党を問わず、日本の未来を「国民の生活が第一」の国にしたい人は反・安倍統一会派に参加すべきだ。

 安倍氏が何をしよえぅとしているか、もはや明確ではないか。米国民のために日本国民を犠牲にして北朝鮮の前線基地にしようとしているだけだ。
 改憲して自衛隊を軍隊として憲法に明記したなら自衛隊を米国の戦争に出兵させないわけにはいかなくなる。かつて、ベトナム戦争でも湾岸戦争でも日本政府に米国から派兵の要請があったのは周知の事実だ。それを憲法を盾として断ってきた。

 話は飛ぶが、先日10月20日の皇后陛下の誕生日に際して、皇后陛下が出された談話の中でノーベル賞で日系英国人とiCANが受賞したことを慶ばれていた。ことにiCANのノーベル平和賞の受賞は核兵器廃絶を望まれている皇后陛下にとって大きなお慶びだったと語られている。
 しかし安倍自公政権はiCANのノーベル平和賞受賞に関して談話の一つすら出していない。それもそうだろう、安倍自公政権は2017年7月7日に核兵器禁止条約に参加しなかった。世界的な核兵器廃絶の動きに水を差す格好になったことを日本のマスメディアは殆ど伝えていない。

 生物兵器、化学兵器、地雷、クラスター爆弾、これら非人道兵器は、国際的に使用が禁止されている条約がある。しかし、核兵器を禁止する条約は未だにない。国連本部で開催された核拡散防止条約(NPT)再検討会議では、核兵器の非人道性が中心議題の一つとなり、107の国々がオーストリアの提唱した核兵器禁止文書に賛同した。しかし、アメリカの「核の傘」の下にある日本は、アメリカに配慮して賛同せず、被爆国として核を否定しないという「二面性」を世界に見せた格好になっている。
 こうした「戦争大好き」戦前回帰願望の強い、米国追従ポチ政権の安倍自公政権を今後とも与党国会議員は首班として支えて行くつもりなのだろうか。それが日本と世界の平和に寄与するとでも考えているのだろうか。

 世界平和を希求するのに与野党といったケチな括りで議論してはだめだ。国会議員は日本国民の代表として、本当に日本国民を海外の戦地で殺し合いをさせて良いのか、という根源的な問い掛けを自身に行って頂きたい。
 もちろん、外国が日本に攻めて来るなら老兵と雖も私も銃を手に最前線に立つのも厭わない。日本の国家と国民のために役立つのなら攻めてくる敵と殺し合いを演じる覚悟だ。しかし海外の地へ自衛隊を派兵して異国の地で殺し合いをさせることには断じて反対だ。古今東西、平和のためでない戦争はなかった。平和のためと称しながら人類は侵略を繰り返してきた。そのことを忘れてはならない。


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