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��さいたま市緑区大間木の認可保育園のプールで女児が意識不明になった事故で、埼玉県警は25日、女児が死亡したと発表した。司法解剖をして死因を調べるとともに、業務上過失致死の疑いも視野に捜査する。

 亡くなったのは、この保育園に通う赤沼美空ちゃん(4)。浦和東署によると、24日午後3時40分ごろ、社会福祉法人こぐま会「めだか保育園」のプールで、別の園児の叫び声で女性保育士(30)が、美空ちゃんがうつぶせで水に浮いているのに気づいた。プールは縦6メートル、横4・7メートル、深さは70~95センチだが、当時の水深は不明で、署が調べている。3~5歳の計19人が遊んでおり、この女性保育士と別の女性保育士(32)が監視していたという>(以上「朝日新聞」より引用)


 痛ましい事故だ。暑い最中、保育園のプールで4才園児が溺死したという。上記記事では水深は不明となっているが、およそ40センチ程度だったようだ。

 足を滑らせて横倒しになれば溺死する水深だ。19人の園児たちが水と戯れるのを2人の先生が見守っていたという。園児数に対して監視員の数はそれで十分だったのか。


 写真を見ればプールは手作りのもので、防水パネルを杭で止めて、その内側にブルーシートを張った簡易なものだ。それを園児の父兄が作業奉仕で作ったという。

 政治家諸氏が公金で海外視察と称する観光旅行にウツツを抜かしている反面、保育園児たちは父兄が作った手作りプールで暑気払いしている。なんとも日本は公務員や政治家を優遇し、共稼ぎの子供に対して冷たい国だと思わざるを得ない。


 水に入ればそれでなくても浮力があって滑りやすくなる。4才児にとって40㎝は腰のあたりの水深だ。座ればかつかつ呼吸が出来るかどうかだ。他の子どもたちが騒いで波立てば、座っていても溺死しかねない。園児を遊ばせる水深は適切だったのか。

 そして何よりもプール底面のブルーシートは滑り易くなかったか。なぜ市販の組み立て式の簡易プールを設置しなかったのだろうか。それならプール底面は滑り止めの凹凸がつけてある。十数万円の予算すらさいたま市はケチッたのだろうか。


 何事も事故が起きてからでは遅い。保育園や幼稚園、それに小学校や中学校の遊具などの安全性に各地の教育委員会は注意を払っているのだろうか。巡回・監視を彼らは日常的に行っているのだろうか。

 事故のあった保育園は「認可」保育園だ。さいたま市議会の議員諸氏は保育園のプールがそうした状況で水遊びを実施していたことを知っていたのだろうか。知っていて放置していたとしたら大問題だし、知らなかったとしたら議員の日常活動はどうなっているのか、職務実態を問われなければならない。


 子供の教育環境や保育環境を真摯に考えない行政は国家の未来を真剣に考えていないと批判されなければならない。後進国然としたプールを見て「日本は貧しいな」と心の底から思った。片や5000億円を投じる競技場を建設する国の幼児教育の現場の実態がこれでは子供たちが余りに可哀想だ。



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