北朝鮮の脅威下に、原発稼働する安倍自公政権の「安全」感覚は壊れている。

<再稼働した関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)は18日午前、核分裂が安定して続く「臨界」に達した。22日に発電と送電を始め、25日にフル稼働する見通し。原子力規制委員会の最終検査を受け、6月中旬に営業運転に移行する。

 関電は17日午後5時、核分裂を抑えるため炉心に挿入されていた制御棒を引き抜き、原子炉を起動させた。

 発送電を始めた後は、冷却水に含まれるホウ素濃度を低下させ原子炉の出力を上昇。タービンへの蒸気量を増やして発電機の出力を上げ、フル稼働に到達する。

 原子炉には、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料4体を含む157体の燃料集合体が装填されており、4号機として初めてプルサーマル発電を行う。


 4号機は昨年2月、再稼働直後に電気系統のトラブルで緊急停止。同3月の大津地裁による運転差し止めの仮処分決定で、3号機とともに運転できない状態が続いていたが、大阪高裁が今年3月に取り消し、法的に運転可能な状態になった>(以上「産経新聞」より引用)


 政府発表では日本に北朝鮮の脅威は日毎に強まっているはずだ。ミサイル開発はドンドン進んで、ついにはグアムまで射程圏内に収めたようだ。

 核開発も北朝鮮は諦めることなく進めている。それに対して安倍自公政権はこの五年間にいかなるチャンネルを北朝鮮当局と築いてきたのだろうか。


 安倍外交は悉く意味不明だ。トランプ氏に対して今後51兆円を米国に投資して70万人もの雇用を創出すると約束したにも拘らず、対日輸入の赤字をトランプ氏は問題として鉄鋼などに懲罰的な関税を課す検討に入ったという。

 いったい安倍氏は何をやっているのだろうか。北朝鮮に拉致された被害者も安倍政権で解決する、と大見得を切ったが、一体どういう交渉を北朝鮮当局と積み重ねてきたというのだろうか。


 北朝鮮の脅威を煽りつつ、北朝鮮から狙いやすい福井県の原発を稼働させるという。原発を狙えば核爆弾は必要ない。原発そのものが破壊されたなら核爆弾の数十倍から数百倍の放射能を撒き散らすから、北朝鮮は通常弾頭のミサイルのイージス艦対応限界を超える飽和攻撃すれば、日本はアウトだ。

 それでも原発から核燃料棒の撤収ではなく、原発稼働だという安倍氏の感覚は壊れているようだ。彼の壊れた感覚では日本の安全より電力会社の利益の方が優先するようだ。


 こんな恐ろしい首相をいつまで日本国民は戴いているつもりだろうか。一日も早く退陣させることが日本の安全に繋がる。



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