小学校からの英語教育よりも国語教育の充実を。

��ログバーは、新たな価値を提示するプロダクトを生み出す企業として、これまでも斬新なデバイスを送り出してきました。
その中でも、世界中の人たちが言語の壁を感じることなくコミュニケーションできる世界を実現させる理念に基づき開発された「ili(イリー)」は、手軽に持ち歩けるサイズで、インターネットに接続しなくても本体についたボタンを押して話すと、即自然な翻訳音声を発するウェアラブル翻訳デバイスです。これは、「CES 2016 INNOVATION AWARDS HONOREE」を獲得しており、これまでにない斬新な技術とスタイルが世界的に高い評価を受けています。
両社が相互に連携することで、海外に渡航する方は勿論、訪日外国人旅行者、及び接遇する方が、より一層アクティブに活動できる支援をしていけることになります。
特に、現在年間のべ約100万人以上(*ビジョン調べ)のご利用があり、更に増加中であるビジョンの顧客向けや、アライアンスパートナーを通じたレンタルサービスの提供は、「ili(イリー)」の活用シーンを広く提案、普及させることにつながり、両社の事業成長や企業発展に寄与していくシナジーが期待できます。

 英語教育の早期化が協議されだしたと思ったら、早くも小学3年生から簡単な英会話を教え、高学年では通知表に到達度を表示するという。それほど英語教育が必要だろうか。
 人材の国際化教育と英語の習得は別物だ。日本国民のすべてが英米人のように英語をネェイティプに話す必要があるのだろうか。一体、日本国民の何割が生活する必要から日常的に英語を使っているだろうか。

 そうした時にログバーという会社が「ili」という装置を開発したという。大きさは携帯音楽再生器よりやや大きくポケットに入る程度で0.2秒の時差で相手が話す英語を翻訳するという。英語のみならず中国語にも対応するという。
 今後とも自動翻訳機は改良がくわえられ、性能は飛躍的に進化すると思われる。何も英会話を義務教育で身につけなくても、自動翻訳機で充分に事足りるし、あやふやな表現を用いて誤解を招くよりも、翻訳機を利用した上での誤解なら、翻訳機の機能不足を理由に言い訳できる。

 相手の言語で直接話すと親密にコミュニケーションが取れそうだが、その反面口から出た言葉を言い換えることは出来ない。たとえ英会話の経験不足から微妙なニュアンスが誤って伝わったとしても、それを訂正するのは至難の業だ。
 生半可な英会話術を身に着けるくらいなら、最初から日本語による表現力を磨いて、日本語で話す方がどれほど良いだろうか。何よりも日本語で話す内容が下劣なら英語で話すまでもないだろう。

 若者たちの言語表現力を見ていると、日本語の未来はかなり暗く怪しいと思わざるを得ない。「マジ」「チョー」などといった感嘆詞のような単語しか発しない若者にマトモな文章力があるとは思えない。
 何かを発信するには、まず大量のデータをインプットしていなければならない。脳内に蓄積された豊かな言語体系があってこそ、マトモな日本語が話せる。マトモな日本語が話せないで何を英語で話すというのか。根本的な国語力の涵養こそ、義務教育を受ける成長期には必要だ。


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