世界一の富豪ビルゲイツ氏は無料化すべきものでカネを稼いだ。

 情報化社会の鳥羽口で、日本政府は飛んでもない間違いを犯した。それまで日本は日本人が開発した基本ソフト「トロン」を標準OSとして無料でPCに組み込むことにしていた。それを突如として当時の中曽根首相がトロンを排してwIndowsの採用に踏み切った。
 トロンは東京大学の当時助教授だったI氏が中心となって開発し、無償で公開していた。性能は当時のWindowsを上回り、ことに演算速度と安定性でトロンはWindowsの比ではなかった。しかし日航機123便の墜落事故で11名のトロン研究者が死亡した後に急展開し、中曽根首相はWindowsの採用に転じた。

 そこになにがあったのか、様々な日航機事故原因究明に関する書物が出されているが、真実は一つだ。そして真実は必ず露見するものだ。
 なにはともあれ、日本のOSトロンはPCの標準OSとはならず、高価なWindowsを日本のPCメーカーはビルゲイツ氏に使用料を支払ってPCに乗せた。だがトロンの高速演算性能と安定性は抗議用製品を制御するOSとして現在も自動車や携帯電話などに使われている。

 そもそもPCの基本ソフトは無料化すべき筋合いではなかったかと今も私は考える。基本OSを積まないPCはただのガラクタだ。一切物の役に立たない。
 PCを製品として売るにはOSが組み込まれていなければならない。必須条件ともいうべきOSを有料化するのなら、日本のPC製造メーカーは中曽根自民党政府がWindowsを標準仕様としても、トロンを積んだPCをWindowsの価格を差っ引いた価格で発売すべきだった。そうしなかったのはなぜだろうか。

 1秒間に何千回も演算する自動車の制御電子回路にはWindowsは使い物にならなかった。電気を大量消費するため、Windowsは携帯電話の制御電子回路のOSとして使い物にならなかった。
 タブレットなどに使われているOSも上記のような理由からアンドロイドだ。しかし日本で普及しているPCの95%以上のPCはWindowsて動いている。
 日本の情報は完全に米国に握られている。ことにWindows10になってから、PC使用時に自動的に情報は米国の機関に筒抜けだ。腹立たしいことに、Windowsで稼いだビルゲイツ氏が世界一の富豪になっている。

 日本政府の愚かさに涙が出る。政権を握っていた自民党は一体何をしてきたのか。軍事だけでなく、情報でも日本は米国の属国の地位に甘んじることを余儀なくされている。
 一体いつまで、情けない日本の姿を日本国民は見詰め続けなければならないのだろうか。普通だと思っていることが実は異常なのだと、日本国民はいつ気付くのだろうか。「全自動洗濯機」はマイコンが組み込まれていなければ「全自動洗濯機」として売ってはならないのは常識だ。OSのないPCはただの電子回路の詰まった箱だ。PCがPCたるべきにはOSがタダで最初から組み込まれているべきだ。それが常識ではないだろうか。今からでもトロン型のPCを生産しようではないか。


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