野党党首も責任ある発言を。

<去る1月、党代表被選直後の演説で日本の過去の誤りをまともに認めなければなければならないと明らかにした岡田代表は歴史認識を「過去と率直に向き合うこと」と定義した後、「事実を事実と認定しない限り、真の意味の和解はない」として「それは未来のためにも必要だ」と強調した。
 それと共に安倍総理が8月に発表する戦後70年談話(安倍談話)に植民支配と侵略に対する反省と謝罪を含むのかに対して「私が総理ならば当然そういう話が含まれた談話を作るだろう」と話した。
 ただし、彼は「野党党首である私が総理を強く責め立てない方が良い結果を生むのではないかと考える」として「良い談話を出すことが重要だが、それは日本国民にも韓国、中国をはじめとする隣国国民にも良い談話だと考える」と説明した。
 岡田代表は、安倍総理が過去の侵略事実を明確に認めないことによって、海外武力行使を可能にする安保法制整備に対する憂慮をもたらす側面があると指摘した後、「終戦以前の我が国の恥ずかしい歴史が繰り返すとは考えなくて、そんなことは絶対あってはいけない」と声を高めた>(以上「総連ニュース」引用)

 岡田氏は韓国紙のインタビューでリップサービスをしたのでもないだろうが、日本の首相として「70年談話に「植民地支配」と「侵略」に対する反省と謝罪を含む談話を発表すべきだ」と発言したという。
 日本はいつ朝鮮半島を「侵略」し「植民地支配」をしたというのだろうか。こうした「歴史認識」を歪曲する日本の政治家がいるから、いつまで経っても中国と韓国に付け込まれるのだ。歴史を史実からのみ検証すれば、半島を併合したのは謀略でもなければ侵略でもない。欧米列強による帝国主義全盛期の当時としては、日本の所業は全く問題がないばかりか、当時の欧米諸国と比較すれば彼らの残虐さと悪辣さの方が浮かび上がる。

 もちろん「植民地支配」を朝鮮半島で実施した史実は全くないし、そう指摘される証拠もない。むしろ日本は日本国民の税を投じて、朝鮮半島全域に義務教育施設を建設し、医療施設を建設し、道路や鉄道やダムや箸などを建設して朝鮮半島の近代化に尽くした。
 朝鮮半島の人たちから感謝されこそすれ、反省しろとか謝罪しろと化非難される謂れは微塵もない。それを迎合するかのように「私が安倍首相なら、」と岡田氏が喋るとは、彼の品性と人間性を疑う。彼らのような政治家や評論家たちが健全な日韓関係や日中関係を破壊しているのだ。

 史実を指摘して中国や韓国の「歴史認識」こそが誤りだと教えなければ、いつまで経っても日韓関係や日中関係は真の改善を見ないだろう。相手が批判するから迎合していれば良い、というのなら物事はいつまで経っても是正されない。岡田氏が日本の首相でなくて良かったと、胸を撫で下ろさなければならない。


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