中国や韓国の反発は筋違いだ。

 中国は安倍首相が春の大祭で靖国神社に玉串を奉納したことに反発して「侵略の歴史認識をして、アジア諸国に詫びるべきだ」との態度を表明した。先の大戦に関してグダグダと何度でも持ち出して批判するのはいかがなものだろうか。
 日中平和条約で中国は日本との過去を清算して未来へ共に向かおうと約したのではなかっただろうか。そして1930年代の日本の行動を批判するのなら、当時の中国に進出していた欧米列強に対しても「歴史認識」を要求するのが正しい中国の要求の仕方ではないだろうか。

��村山富市元首相は21日、安倍晋三首相が戦後70年の節目に出す「安倍談話」に関して、「(首相は)『植民地支配と侵略』という言葉を使いたくない。『なぜ日本だけ謝らなければいけないのか』という気持ちがあるのではないか」と批判した。

 東京都内の講演で語った。首相が20日のテレビ番組で、「村山談話」の「植民地支配と侵略」などの文言について「同じことを入れるのであれば談話を出す必要はない」と発言したことを受けたものだ>(<>内「朝日新聞」引用)

 日本に対して過去の歴史を中国と韓国が持ち出してきたのは村山氏が愚かな談話を発表したからだ。それにより日本は「過去」を持ち出せば「仰せごもっとも」と平伏することを学んだ。
 決して「植民地化」したのではない台湾と朝鮮半島の併合に関しても「植民地時代」と表現することにより、日本国民に「過去に日本は悪いことをしていた」と思わせる効果があることを韓国は知った。それ以来、韓国は「日本の植民地時代」という文言を使用し始めた。これも当時の欧米列強が世界各地で行っていた「植民地統治」と日本の「併合統治」とを比較検証した結果として「併合派植民地統治と同じだ」と断じて使用しているとしたら飛んでもない間違いだと批判するしかない。

 日本に併合した地から農作物や地下資源などを「収奪」した過去はない。半島統治により朝鮮米の価格が日本内地米の半額程度だったため、朝鮮人は日本にコメを売って儲けようとした。しかしそれを許すと朝鮮半島が飢えるため、日本は朝鮮米の日本内地へ移動させることを禁じた。
 半島全域のインフラ整備を併合した日本が日本国民の税を投入したのは周知の事実だ。そして半島の朝鮮人に義務教育を日本国民と同等に施したのも周知の事実だ。それまでは半島の文盲率は96%で、李氏朝鮮は愚民政策を数百年に亘って行っていた。

 中国が日本の侵略を執拗に批判するなら、中国は日本が敗退した以降に拡大した領土から速やかに撤退すべきだ。中国東北部の旧満州は中国の地ではなかった。もちろんウィグル人の地もチベットも中国の版図になったのは侵略以外の何物でもない。そして今も南シナ海のサンゴ礁を埋め立てて飛行場を造ろうとしているのも南シナ海への侵略でしかない。
 自らの現実の行為には一向に反省しないで、過去の歴史で欧米列強の日本以上の侵略行為や日本には無縁な「植民地統治」などを持ち出して批判するのは「為にする」中国の外交政策委に過ぎない。

 中国が他国に援助したことはない。ODAを中国も実施しているゾ、と反論する向きには中国の「資源外交」がいかなる結果になっているか、中国がODAを実施した国が中国を追い出した事実を検証すれば明らかだ。
 中国は友好関係を構築する気は微塵もない。すべては中国の「利」になるか否かの判断の上で行っている商売に過ぎない。それも国益などという高尚なものではない。自分たちの「利」になるか否かの判断だけだ。

 中国が提唱するAIIBも用心した方が良い。中国は中国のために動いているし、他国のために活動したことは歴史上一度としてない。中国は信用ならないし、中国は隙さえあれば何時でも日本に攻め込む国だと覚悟し備えておくべきだ。
 韓国は何時でも日本から施しを期待している。それが当然だという独立国家としての基本的な自立心すらない。幾に援助や支援をしても無駄な国だ。「敬遠」するのが韓国や中国に対する最高の外交戦術だ。つまり「敬って」「遠ざける」ということだ。決して「謝罪して」「平伏する」ことではない。日本は十二分に先の大戦の償いを中国に対して行った。半島に対しては併合時代の「感謝」を日本は受け取っていないが、日本の安全保障のためにも韓国が独立国家として自立することを願った。しかし甘やかし過ぎたツケが日本に回ってきている。それだけの話だ。


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