ネットバンクの手数料とは何だろうか。

 田舎暮らしではネットは手放せない。ちょっとした買い物は地方に専門店はなく、必要に迫られてネットを利用している。しかし、そこで決済方法としてネットバンクを利用するが、そこで取られる手数料が釈然としない。
 自分の口座に現金を預金するにも引き出すにも、近所の(といっても車で10分もかかる距離だが)コンビニのATMで自分で操作しているが必ず「手数料」を取られる。わずか216円というが、それが度重なると結構な金額になる。

 自分の口座へ自分で出し入れするのに「手数料」を支払うとはいかなる根拠だろうか。むしろ「手数料」を戴きたいぐらいだ。
 ネットバンクと称しているが、それはバンクではなく単なる決済機関というべき性質のものなのだろう。バンクなら利用者に対する融資機能がなければならないが、ネットバンクはクレジット機能以外はネットバンクが紹介するサラ金を利用するようになっている。いずれにせよ、マトモな金融機関でないことだけは確かだ。

 そうした決済機関に「バンク」と名乗らせ、支店なき地方でコンビニに設置したMTAだけを窓口とする金銭の出し入れは異常といえば異常だ。だからATMを自分で操作して手数料を支払うしかないのかと考えたりもするが、やはり何か変だ。
 金融機関には利息制限法があって借り手に課す利息には厳しく上限が決められている。しかし「手数料」に利用金額に対する上限は決められていない。たとえ1000円の出し入れでも216円の゛手数料」を自動的に徴収される。これは納得がいかない。

 そもそもネットバンクはバンクなのか。人様から預金を預かる機関が利用者が登録した人を配した窓口まで飛行機の距離にあるというのは正しいことなのか。私の登録した「支店」は東京にあることになっている。まさしく飛行機の距離だ。
 だから本来の窓口で取引することは考えられず、取引する限りATMを利用して、自分で操作して自分のカネを自分の口座に出し入れして「手数料」を徴収される。こうした理不尽な仕組みを一体だれが『許可』したのだろうか。一度、金融庁の見解を聞きたいものだ。

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