中国の暗澹たる前途。

 中国新聞社によると<中国国営新華社通信は18日、湖南省衡陽市にある人民解放軍の兵器倉庫で17日、爆発が起き、作業中の兵士17人が死亡したと報じた。軍当局が爆発の原因を調べているが、倉庫や作業手順の安全管理がずさんだった可能性がある>(以上『中国新聞社』引用)だという。ほかにも中国人民解放軍関係で漏れ伝わっている話では兵士の採用基準が緩和されたという。
 これまでは人民解放軍兵士に採用されなかった鬱病経験者や統合失調症などの精神的な問題を抱える人にも門戸を開いたというし、身長制限もこれまで男子162センチ以上で女子160センチ以上だったものを、それぞれ2センチ緩和したという。

 人民解放軍の兵士の数はまだしも、質はかなり低下しているのは否めない。さらに兵器に関しても名にし負う中国製造業が製造したものであればどの程度の精度と信頼性があるかは押して知るべしだろう。
 実際に日中が戦争になれば中国へ日本の精密部品は入らなくなり、中国の精密製造業は壊滅的な事態に陥るのは明らかだ。それは基幹的な鉄の製造にもいえるだろう。銑鉄は大量に製造できても精鋼を製造する技術は中国にないため、兵器の製造はストップせざるを得ないだろう。

 中国は巨大な張子の虎だ。中身は何もない。中国の経済成長を支えてきた投資の一翼を担っていたのも日本だし、中国製造業を支えていたのも日本の信頼性の高い精巧な部品だ。それらを失って、中国はどうするつもりだろうか。
 国内投資が二十数%を占めていたが、それも鬼城といわれるゴーストタウンの粗製乱造により息切れしている。放置していても中国は崩壊へと向かって坂道を転がり落ちるしかない。いい加減、中国政府は民主化の道筋を示して民衆に政治参加の途を開くしか生き延びる道はないと知るべきだ。それとも習主席も米国へ一族郎党ともども移民するつもりだろうか。蓄財に励んだ裸官の逮捕者が18万人にのぼっているという情報が流れているが、それが本当だとしたら軍部の腐敗分子は首を洗って逮捕を待つか、それとも国外へ逃亡するか、それとも破れかぶれで戦争を始めるか。しかし最後が一番ありえない選択肢のような気がする。


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