食糧自給率を上げるには。
食糧自給率を上げるにはどうすれば良いか。答えは簡単だ。日本の食糧自給率をカロリーベースで計算している限り、小麦を国内生産しなければ決して50%を超えることはありえない。もしくは小麦の輸入を禁じて、コメ粉で小麦粉の代替をすれば良い。
カロリーベースで食糧自給率を算出している限り、食糧のカロリーを二分するコメだけを生産し、カロリー供給の過半数を占める小麦をほぼ100%輸入している現状で食糧自給率が40%前後なのは当然の結果だ。
小麦を国内で生産するために、北海道などの酪農をすべて止めて、牧草生産農地を小麦畑にすることだ。牛乳は国内でほぼ100%自給しているが、カロリーベースでは食糧自給率に殆ど影響ない。同様に野菜もほぼ100%自給しているが、それもカロリーベース自給率には殆ど影響を与えない。
つまり現行の農水省が国民に広報している自給率は炭水化物に偏重した自給率だ。カロリーベースで自給率を表して国民に広報している国は韓国と日本だけぐらいだ。他の欧米諸国は消費金額ベースで自給率を表示している。
日本も消費金額ベースで自給率を計算すると67%ほどになり、60%前後の英国を抜いて世界でも自給率の高い国になる。その英国でマスメディアが食糧自給率を上げろ、と国民を脅すことはまずない。
日本で低い食糧自給率を公表しているのは農水省の陰謀でしかない。永遠に低い自給率になるのを承知の上で、農水省は自給率向上のために補助金が必要だとして農水予算を毎年ブン取っている。農水官僚にとって永遠に食糧自給率は低い方が都合が良いし、自給率を上げろと叫んでいる片方で減反政策を続けている矛盾しきった農政を反省する姿勢は皆無だ。しかもマスメディアもそうした矛盾を百も承知の上で国民に報せようとはしない。この国のマスメディアは腐り切っている。
カロリーベースで食糧自給率を算出している限り、食糧のカロリーを二分するコメだけを生産し、カロリー供給の過半数を占める小麦をほぼ100%輸入している現状で食糧自給率が40%前後なのは当然の結果だ。
小麦を国内で生産するために、北海道などの酪農をすべて止めて、牧草生産農地を小麦畑にすることだ。牛乳は国内でほぼ100%自給しているが、カロリーベースでは食糧自給率に殆ど影響ない。同様に野菜もほぼ100%自給しているが、それもカロリーベース自給率には殆ど影響を与えない。
つまり現行の農水省が国民に広報している自給率は炭水化物に偏重した自給率だ。カロリーベースで自給率を表して国民に広報している国は韓国と日本だけぐらいだ。他の欧米諸国は消費金額ベースで自給率を表示している。
日本も消費金額ベースで自給率を計算すると67%ほどになり、60%前後の英国を抜いて世界でも自給率の高い国になる。その英国でマスメディアが食糧自給率を上げろ、と国民を脅すことはまずない。
日本で低い食糧自給率を公表しているのは農水省の陰謀でしかない。永遠に低い自給率になるのを承知の上で、農水省は自給率向上のために補助金が必要だとして農水予算を毎年ブン取っている。農水官僚にとって永遠に食糧自給率は低い方が都合が良いし、自給率を上げろと叫んでいる片方で減反政策を続けている矛盾しきった農政を反省する姿勢は皆無だ。しかもマスメディアもそうした矛盾を百も承知の上で国民に報せようとはしない。この国のマスメディアは腐り切っている。