議場はランを備えて、議員がモバイルやタブレット持参での入場を認めよ。

 普通の企業勤務の人たちは驚くかもしれないが、議会規則で議場へモバイルやタブレットやスマートフォンを持ち込むのは禁止されている。それで、議場では紙による「議案」を審議することになっているのだ。
 紙による議案の付則説明を求めようとすると、説明する側もモバイル等を持ち込んでいないため度々審議が中断され、その間に担当者が席に戻って資料を調べることになる。あくまでも議会は(というより行政は)文書主義を採っているため文書により議会に提出されなければ審議対象にもされない。

 しかし現実的にはペーパーレス社会に突入し、企業の会議でペーパーを用いないことは常識になっている。その代わり個々人の席にディスプレイがあったり、プロジェクターでスクリーンにプレゼンス用画面が映し出されたりしている。
 議会ではそうはなっていない。それでIT化等の審議をしているのだから田舎芝居そのものだが、出席している議員たちは生真面目そのものだから悲しくなってくる。

 通達や施行令などの議案はネットで通知するだけで良いのではないだろうか。議員会館にはネット環境が整っているようだが、それを活用している議員がどれほどいるのだろうか。しかし<衆院議院運営委員会は17日の理事会で、各党申し合わせにより禁じている開会中の本会議場と委員会室での携帯電話やスマートフォンなどの使用を認めるかどうか検討に入った>(「時事通信」引用)というのだから、時代は確実に変わろうとしている。
 スマートフォンのみならずモバイルパソコンの議場への持ち込みも許可すべきだ。そうすれば関連法なども即時に検索出来て、審議もスムーズに進むだろう。そろそろ議会も文書一辺倒から脱皮すべき時代に差し掛かっているのではないだろうか。


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