がんばれオザワ。

  未来の党が壊滅的な敗北に終わり、悪夢のような自公政権が返り咲いた。この国を隷米国家に仕立て上げた吉田茂以来連綿と続くポチ政権の再登場だ。


 もっとも民主党政権で民主党らしく振る舞ったのは鳩山氏だけだったが、いかんせんエエトコのボンボンに過ぎた。人を罵倒したり殴りかかったりしたことのない人物らしく、面従腹背の官僚たちや仲間によって「最低でも県外」という日本の首相として至極真っ当な発言すらルーピー扱いされてしまった。


 


 その前に民主党の屋台骨をしょって活躍するはずだった小沢氏が結局は「無罪」になる、当初から「何が問題なのか」と首を傾げる程度の「期ズレ」でマスメディアによる嵐のような人格攻撃を3年有余も行われ、政権交代時には政権の表舞台から去っていたのが痛かった。


 鳩山氏以後の民主党は論評するまでもない。官僚の掌で踊らされるだけの小物の饗宴で、ついには自公に抱きつき心中を企て、一人だけで勝手に頓死する愚かな宰相まで排出する始末だ。


 


 すべては検察官僚とマスメディアが背後の日本支配者の命に従って小沢氏を政治の場から排除しようと渾身の捏造事件をデッチ上げた輝かしい成果だ。後世の歴史家たちはこの時代を魑魅魍魎が跋扈した似非・民主主義とマスメディアの報道する自由だけが存在した大本営統制報道・暗黒時代だったと評価するだろう。


 しかし、それでも「がんばれ小沢」と声援を送り続けるしかない。たとえコンマ以下の支持率になろうと、この国で日本の立ち位置をしっかりと把握して政策を考えている政治家は小沢一郎氏以外にいない。残念だが、それが事実だから仕方ない。


 


 中国には鄧小平という政治家がいた。日本に「尖閣は棚上げしよう」とさりげなく発言して今日の尖閣問題の火種を残した人物だ。日本にとっては「コノヤロウ」だが、中国にとっては深謀遠慮の政治家だったと評価されている。


 小沢氏は真の独立国家日本のあり方が見えている政治家だ。明治の先人達が欧米列強の凄まじい帝国主義に対抗して誇り高い独立国家に日本を導いた轍を、現代日本でしっかりと見つめられる希有な政治家だ。その検証事例はこれまでもこのブログに折々に書いて来た。これからも書いてゆくつもりだ。彼が大望を実現するまで、頑張れ小沢と、声援を送り続ける。



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