懲りない偏向政治家「河野洋平」。

 読売新聞が「時代の証言者」という連載で、現在は河野洋平氏が今日(10/9)で17回目の私見を披瀝している。昨日の「時代の証言」で河野氏は官房長官時代の1993年8月4日の談話を取り上げ、「慰安所は、当時の軍当局の要求によって設置されたものであり、慰安所の設置、管理および慰安婦移送は旧日本軍が直接または間接的に関与していた。甘言、強圧などにより、本人の意思に反して募集された事例が多かった」としたことに一部の国民から批判があるが、河野談話を否定すれば日本の国際的な信用は失墜し大きな損失をもたらす、というようなことを書いている。


 


 既に裁判により日本軍は関与していなかった、とする判決が出され確定した事柄に対して、河野氏は何処まで強弁するつもりだろうか。たった一例だけ「軍による強制」があったと認められたが、それは韓国ではなくインドネシアでオランダ女性に対する件だった。


 戦争下において兵士たちの欲望が剥き出しになり、現地女性に乱暴を働くことは良くある。韓国がベトナムに軍を派遣した折、わずかの期間で韓国兵とベトナム女性との間に1万5千人ものハーフが生まれ、それを放置したまま米軍の敗戦により引き上げた。その韓国兵によりもたらされた戦争孤児たちに対して韓国は一体どんな措置を講じただろうか。


 


 日本軍が兵営の近くに慰安所を設けたのは現地女性への日本兵による乱暴を防ぐためであったが、本質的な問題として現地女性が勝手に「商売」して、結果として性病が兵隊たちに蔓延するのを防ぐためだった。日本の遊郭は昭和31年まで公娼制度があったため管理され、そこで働く女性たちは性病の検査対象とされていた。日本の遊郭経営者たちが慰安所を兵営の近くで営んだ場合も、性病の検査は義務付けられた。


 


 現在の常識で判断してはならない。当時、売春は合法だった。現在でも世界の先進国と称する国々の多くが売春を禁じていない。韓国はつい先年禁止としたため韓国の商売女性が職にあふれて世界各国へ10万人も出稼ぎに行っているという。そのうち2万人が日本にやって来ているという。断っておくが、日本は売春禁止国だ。だから売春婦たちはいないことになっていて、当然彼女たちの性病検査は実施されていない。


 


 韓国はありもしなかった「従軍慰安婦」をでっち上げた朝日新聞を根拠にして騒ぎ立て、事実関係が明白なのにも拘らず「情緒的」に当時の官房長官が河野談話を発表した。それがどれほど重大な日本の国家損失を招いているか、河野洋平氏は考えたことがあるのだろうか。それとも「自分は他国民の無理難題に同調して日本国と日本国民の名誉を傷つけても平気だ」とタカを括っているのだろうか。


 読売新聞が河野氏に「時代の証言者」欄を執筆させるのは勝手だが、社会的に異論のある論評に関しては反対意見も掲載するのが最低のマナーではないだろうか。それとも小沢氏に関しても一方的に人格攻撃と人権侵害を執拗に繰り返しても、今なお「訂正記事」の一行たりとも掲載していないのを見るとそうした体質のマスメディアなのかと思わざるを得ない。つまり偏向と捏造の記事を掲載して一切恥じない新聞社なのだ、と。



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