日本がロシアや韓国や中国に何をしたというのか。

  ロシアとは旧ソ連の時代に日ソ不可侵条約を結んでいた。お互いに侵略しないという条約で、旧ソ連がナチス・ドイツにモスクワまで攻め込まれた際に、日本は日ソ不可侵条約に基づいてソ連に侵攻しなかった。


 しかし終戦直前に米国に参戦を促され、旧ソ連は日本への侵攻を決意し、終戦後に武装解除した北方四島へ攻め込んだ。何のことはない、国際条約を一方的に破棄し、火事場泥棒を働いたに過ぎない。


 


 韓国は言うまでもなく終戦まで日韓併合時代にあり、韓国内で強烈な独立戦争があったとは寡聞にして知らない。タナボタ式に日本の敗戦により日韓併合が終わり、韓国は独立したに過ぎない。なにが「光復節」だ、韓国は日本の併合時代にあらゆる国家近代化の準備を日本国民の税の投入により整えただけだ。韓国が韓国民の努力で国家を建設したわけでもなく、激烈な独立戦争を日本軍と戦って勝ち得たわけでもない。むしろ謝罪ではなく、日本に国家建設社会インフラの代価を支払ってもらいたいほどだ。


 


 中国に関していえば、日本は現・中国政府とはそれほど戦争した憶えはない。当時日本が戦っていた中国は孫文の中国で、毛沢東の赤軍は広い中国を逃げ回り、孫文の軍と日本軍を戦わせるゲリラに専念していた。中国と日本軍とが戦争する原因となったロキョウコウ事件も赤軍の仕組んだ謀略だったといわれている。


 その中国共産党政府が成立したのは1948年で、ポツダム宣言に関与していない。無論、当初国連で中国を代表するのも共産党政府ではなかった。それがいつの間にか中国を制圧して国民政府になり代わった。


 


 日本は戦後に米国の思惑によりあらゆる手法によって骨抜きにされた。まず世界史に前例のない事後法による東京裁判で戦勝国が敗戦国の指導者を虐殺する、という暴虐を大々的に行った。そこでは日本軍の罪だけを問い、自分たちがなした悪逆な振る舞いはすべてスルーした。東京空襲は歴然とした非戦闘員虐殺を意図した焦土作戦だった。原爆投下は更にいうまでもない。その戦時国際法無視の虐殺行為をすべて米国は正当化し、日本の罪のみを徹底して暴き非難した。その中ですら問題にされなかった「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」がなかったことは歴然としている。


 


 さて領土の問題だが、日本は北方四島に関しても国際司法裁判所に提訴すべきだ。そして火事場泥棒国家ロシアを国際社会で非難すべきだ。韓国が「李ライン」で囲い込んだ謀略を歴史的資料で国際社会に証明し、韓国がいかに悪辣な国家と国民かを知らしめなければならない。それに対して日本は誠心誠意、韓国に円借款を行いODAで近代化に手を貸したことも大いに宣伝しなければならない。


 中国共産党政府に対しては投資に値する国家として著作権はもちろん、当たり前の商法や法人税法はもとより、登記法などの整備もきちんと行い、中国に投資した企業家や投資家たちを世界基準程度には保護すべきと大いに非を鳴らすべきだ。中国は外国の投資額が減少し、国内は深刻な不況に突入しようとしている。それはすなわち中国の国内政治の不安定化を招き、それにより自由化が加速される良い方向へと向かう契機になるだろう。


 


 だから日本は胸を張って言うべきことをしっかりと言えば良い。なんとなく「曖昧な微笑」でその場を誤魔化して問題を先送りするのは良くない。いかなる場合も問題を先送りしないで毅然と対処することだ。ヘナチョコ野田政権では覚束ないが、その分は日本の国内世論が補うしかない。「毅然と対処しろ、後ろを振り返って「どうしようか」と情けない顔を見せるな」と政府と官僚たちを叱り飛ばすことだ。


 ネトウヨと呼ばれようと何といわれようと、隷米国家日本は御免だし、いつまでも何も悪くないのに跪いて許しを請うだけの日本では子々孫々に申し訳ない。ここは踏ん張りどころだ。



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