「法の番人」に程遠い検察。

 今日(2/22)の読売新聞に『虚偽記載引用し別報告書』と見出しを掲げた記事が掲載された。それによると第五検審会に提出された事件報告書は田代検事により作成された虚偽の事件報告書に基づき、田代検事の上司に当たる特捜部副部長が田代検事の報告書を引用して記載したものだったというのだ。


 つまり二重に事件報告書は書き換えられて、第五検審会委員に提出されたというのだ。そこで検審会委員が審議し『強制起訴』と決した議決自体が根拠のないものの拠る物であることが明白になった。


 


 第五検審会委員が実際に存在したとして(現実としては極めて疑わしい『幽霊委員』である可能性が大である)、それでも事実と異なる事件報告書に基づく報告書を「公正な」事件資料として提出するとは何事だろうか。これでも検察は『法の番人』といえるのだろうか。


 


 実に重大な問題だ。読売新聞は冷静に伝えているが、これほど国民を馬鹿にした前代未聞の事件があるだろうか。有印公文書偽造で『市民』が田代検事などを刑事告訴しているようだが、官僚たちは十数億円も『裏金』と称する公金横領を働いても、誰一人として逮捕されない特殊な世界だ。市民による告発が検事に通用するか甚だ心許ないが、いかなる検察の判断が示されるか待つしかないだろう。



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