史実を正確に検証した上で論理的に筋を立てて国際的に相手国を非難し続けることだ。

 史実を正確に検証した上で論理的に筋を立てて国際的に相手国を非難し続けることだ。ポツダム宣言受諾により戦争が終結した先の大戦後に露国に不法占拠された北方四島だけのことではなく、戦争してもいなかった韓国が国際法上不法に実効支配している竹島に関しても、毅然として相手の不法行為を世界世論に訴え、国際裁判所に提訴(相手国の同意が必要とされるが)を求め続けることが必要だ。


 


 不法に我が国の領土を侵害している問題の解決方法として露国と韓国の両国とも二国間交渉に応じる相手ならすでに解決していることだ。それほど簡明な史実と歴史的経緯がありながら言を左右し、あるいは史実を捏造して恥も外聞もなく相手は不法占拠の正当性を主張している。それなら世界世論に積極的に訴え、相手がいかに国際的な論理に従わないならず者かを訴え続けるしかないだろう。軍隊を持たない、国際的な紛争を武力による解決を憲法で禁止している我が国としてはそれしか問題解決の方法を持たない。


 


 現在の国際関係は決して紳士的でもなければ法理論的に運用されてもいない。互いの国益を十二分に主張し、時には違法と承知しつつも相手の弱みに付け込んで武力により他国の主権を侵害してでも自国の国益を実現する「戦国時代」さながらの状況にある。そこでは武力的に弱い者が強い者により侵害され屈服される法の支配以前の状況が展開されている。そうしたガキ大将が大きな顔をする国際的な状況の中で「武力を持たない」などというトンチンカンな憲法を有難がっている国際的に非常識な国が日本だ。


 


 そうした国である限り、露国や韓国は大きな顔をして日本からどんな援助を受けてようとも、どんな話し合いによる交渉を積み重ねようとも、平然と不法占拠し続けるだろう。日本から決して武力攻撃受ける心配がないのだから、両国とも安心して「自国領土だ」とのパフォーマンスを演じて自国民の優越感をくすぐり続け、不法占拠した領海の海洋資源を略奪しづけるだろう。それでも日本は指を咥えて眺め続けるしかない。それが『平和憲法』の実態だ。


 


 そして日本を『守る』と称している米国は決して日本の領土を守らず、日本国の主権回復に力を貸さない。それでいて日本国内領土に『米軍基地』を占拠してそこでの軍隊運営費用の75%を日本に支払わせて大きな顔をして居座り続けている。米国が韓国や露国とどれほど違うというのだろうか。


 日本は自国を自国民で守る国にならなければならない。国際的な紛争解決に武力行使も辞さない、という憲法に変えなければ島嶼部を不法占拠されても現行では北方四島や竹島のように指を咥えて眺めるしかない。そんな惨めったらしい国家に日本はなり下がっている事実を日本国民は認識しなければならない。世界の普通の国家、自国を侵害されれば国民の総力で立ち向かう国家にならなければ、ただただ世界世論に訴え続けることしか出来ないのだ。


 


 相手国との『友好関係の構築』がいかに役立たないかは既に経験住だ。これまで相手国に日本国民の税を浪費して、日本政府と外務省はいくら「援助」を行ったというのだろうか。


 そうした『相手国の理解』を求める手段が全く功を奏しないのなら、二国間関係が悪化して国交断絶に到ろうと、露国とは平和条約締結への道が遠のこうと、敢然と国際的な世論を喚起すべく相手国を大声で非難することだ。しかし現在の日本はそうした当然なすべき国際世論への働き掛けすら行っていない。日本国政府と外務官僚の職務怠慢ぶりには強い怒りを覚える。



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