どうやら交渉しているようだが、
怪しいといえば怪し過ぎる。漁具を積んでない代わりに、GPSをしっかりと積んでいる漁船とは珍しい。しかも冬の日本海をあの程度の小船で渡って来たとは思えない。近くに母船がいて、そこから放たれた工作船ではないかと疑惑を持たれても仕方のないものだ。
しかし北朝鮮が返せ、と言い、3人も帰りたいといえば返さないわけにはいかない。しかし、3人を返す代わりに拉致被害者を返してくれ、と北朝鮮に言うのは当然のことで、実際に言っているようだ。余りに早い送還が何を意味するのか、もうじき分かるだろうし、そのために急遽中井氏が中国へ赴き北朝鮮と極秘会談しているとしたら、それなりに話の辻褄が合う。拉致問題に関して何らかの成果があることを祈るばかりだ。