「南京事件」はバカバカしいプロパガンダに過ぎないと日本政府は抗議すべきだ。
日本軍が入城する前に南京の人口が何人いて、入城後何人に減少したのか。そして何人の中国人が日本兵によって虐殺され、そのことを当時南京にいた外国人宣教師やドイツ特派員などがどのように本国へ打電したのか。30万人もの虐殺があったとしたら、当時25万人ほどの市民が暮らしていた南京は死屍累々の地獄になっていたはずだ。しかし現実は日本軍が入城しても以前と変わらず南京市民は暮らしていたし、城外からも続々と南京市へ中国人が避難してきたという。
なぜか。実は中国人にとって怖いのは日本軍ではなく、平気で中国人を虐殺する毛沢東たちの軍だった。日本軍は南京へ入城する前「無血開城」してはどうかと南京を守っていた国民党軍に申し入れしていた。無血開城は決して珍しいことではない。たとえばパリは歴史的町並みや美術品を戦火から守るためにナチス軍の進撃前に仏軍はパリから撤兵した。しかし、国民軍は「無血開城」を拒絶し、市街戦を展開した。当然流れ弾で死ぬ者もいただろうし、兵士が市民の中へ紛れ込んで誤射することもあっただろう。そうした戦死者は1万5千人ほどだったと外国特派員が本国へ打電している。
守り切れなくなった国民党軍が撤退し城外へ逃れると、機関銃陣地を構築して待ち構えていた毛沢東たちの赤軍が国民党兵士たちを撃ち殺した。日本軍との戦闘による戦死者よりも、赤軍に殺害された兵士の方が多かったといわれている。
そうした史料を日本政府は熱心に集めて、真実を世界に伝えなければならない。一々反論しなければ世界は中国や韓国のプロパガンダをバカバカしいことだと思いつつも、半分ぐらいは事実かと勘違いしてしまうだろう。中国は野田首相同席のもとで南京事件74周年を「日本憎し」の国民感情醸成のために利用していることをあからさまにすべきだ。それがどんなに恥ずかしいことか、中国政府は反省し、国民に嘘を教えていたことを謝罪すべきだ。
中国政府は中国大陸で日本軍により死亡した兵士や市民の総数よりも、中国政府成立以後に政府により虐殺された国民の数の方が十倍も多いことも正直に教えなければならない。
いかに捏造した歴史を国民に教え込もうと、真実の史料は世界各地に残っている。それをすべて書き換えることは不可能だ。真実は必ず露見する、後々国家と国民を辱めるようなあくどい嘘はつかないことだ。