新執行部が小沢氏処分を停止するのは至極当然のことだろう。

 政党とは理念を同じくする政治家が集まって形成された政策集団のことだ。仲間に対して「倫理規定」を設けて、政治家である前に人として恥ずかしくない振る舞いをしなければ罰するのも集団としてのあり方だろう。


 しかし民主党執行部が小沢氏に対して「検審起訴」を以て党員資格永久停止に処するとは飛んでもないことだ。起訴を以て処分することは検察当局の風下に国会議員が存在していることを認めることに他ならない。検察当局が政治的な思惑を持って操作し起訴したとしたら、それを以て党員資格停止となり政治家として一部とはいえ権利の停止を命じられるのはいかがなものだろうか。国民の選択により与えられた政治家の権利を検察当局の「起訴」により制限されるのは官僚が国民の上位にあることを認めることに他ならない。しかも、小沢氏の場合は検察による起訴ですらない、摩訶不思議な「第五検審会」という実態不明な機関による「起訴」なのだ。


 新執行部は選出されると岡田幹事長を頂点とする現執行部の愚行を直ちに停止すると宣言しなければならない。民主党がその党名に恥じないように「民主的」な運営を取り戻すためにも新代表を目指す候補はそのことに関して態度を明確にしてから臨むべきだ。



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