この際、しっかりと顔を見せることだ。

 新聞各紙など大マスコミが実施した世論調査ではおしなべて菅氏が優勢で小沢氏を圧倒している。しかしネットの支持率投票ではその反対に小沢氏が菅氏を圧倒している。


 


 大マスコミの世論調査は電話帳から無作為に抽出した1000人に電話したものとされている。ネットは支持する方の名をクリックすればカウントされ、同一ネットアドレスからは一度しか参加できないようになっている。そして「内憂外患」ではおよそ4500人が参加し、小沢氏支持が95%に達している。


 


 ネット世代が概ね若者たちだから代表選に関係ないだろうという声も聞こえるが、果たしてそうだろうか。ネットの支持率はどんな「加工」の手も入らない。マスコミ各社が実施する電話聞き取りによる世論調査が「加工」されている数字だというつもりはないが、何等かの恣意的な「手」が入る余地はあるだろう。そうではない、というのなら聞き取りしている対話の録音をネットで流してはどうだろうか。第三者が検証できる手段を担保しなければ公正・公平な調査と胸を張ることはできないだろう。


 


 マスコミが繰り返し実施しそれを政局の場面場面で流してきた世論調査なるものの実態を知る権利が国民にある。そしてその数字を黄門様の印籠のように振りかざすからには、それだけの措置を講じて公正なものだと国民に知らせなければならない。小沢氏の検察捜査により不起訴となった件に対する「説明責任」よりも、もっと重い公開責任がマスコミにはあるだろう。


 


 街頭演説することにより、小沢氏と菅氏は国民に少しでも素顔を見せることだ。そうすることによってマスコミがタレ流した「巨魁」との小沢氏に付きまとうイメージを払拭できるだろうし、菅氏の肩書だけという薄っぺらさから残暑の日差しに後ろの風景が透けて見えるだろう。


 


 人は一旦刷り込まれたイメージを変更するのはなかなか難しいようだ。散々マスコミによって「政治とカネ」という根も葉もない捏造報道により毀損されたイメージを改善するためにも小沢氏は菅氏以上に街頭やテレビに出演しなくてはならない。この代表選が良い機会だと心を決めて実践して欲しいし、小沢氏はマスコミが喧伝するほど国民的に不人気でないことを知っておいて戴きたい。



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