朝鮮半島の戦争を回避する力は私たち国民の手に中にある。
��河野太郎外相は17日、北朝鮮への対応について「核とミサイルを放棄し、対話のテーブルに着けということを伝える、あるいはそれに対する北朝鮮の反応を聞くという意味で接触は大事だ」と述べた。 訪問先の独ミュンヘンで記者団が、北朝鮮との正式交渉に入る前に何を議題にするかなどを話し合う「予備的協議」に関する見解をただしたのに答えた。 一方で河野氏は「北朝鮮に対していま圧力をかけるのが大事なことだ。いま対話をすることで得るものはないというのが日米韓共通の認識だということでは変わりない」とも強調した>(以上「時事通信」より引用) 今から76年前、日本は米国が主導するABCD包囲網による経済封鎖により開戦を決意した。石油や鉄鉱石などの「禁輸措置」を取られては日本は半年石油の備蓄が底をつき、で空母や飛行機が動けなくなるだけでなく、国民生活も立ち行かなくなる。 それで戦艦などが海に浮かぶスクラップになる前に東南アジアの石油を確保すべく欧米諸国との開戦にやむなく決断した。北朝鮮に最大限の圧力をかけて北朝鮮が暴発しないという保障があるのだろうか。 日本政府に北朝鮮と対話のチャンネルが確保されているのか疑わしい。なによりも安倍自公政権五年間で拉致問題で進展した痕跡刷らないではないか。安倍内閣発足当時、安倍氏は自分が政権にある間に拉致問題は解決する、と大見得を切ったが一向に進展しないのは対話のチャンネルがないからではないか。 河野外相は北朝鮮の「対話」の条件が「核とミサイルの放棄」が条件だと主張しているようだが、「核とミサイルの放棄」は最終目標であって、対話に入る条件ではない。しかも日本政府に北朝鮮の「核とミサイル放棄」を履行させる具体的な実行力はない。 北朝鮮に「核とミサイルの放棄」を履行させるには中国とロシアの協力が不可欠だ。なぜなら北朝鮮の核とミサイルを育てたのは彼らで、それを黙認してきたのは米国だからだ。彼らは戦勝国クラブの主要メンバーで、ことに米国とロシアは世界中で戦争を絶やさないように紛争の種をばら撒いて来た。 極東の紛争の種は北朝鮮の金独裁政権で、それを陰日向で支援してきたのは中国とロシアと日本の「総連」だ。ただ日本の「総連」による北朝鮮への支援は非合法のため、日本政府が対話のチャンネルとして表向き使うことは出来ない。しかし裏で使うのは可能のはずだ。 安倍