3.11大震災を「天誅」と言うバカな政治家が現れた、それも元官房長官だ。
麻生政権で官房長官を務めた河村建夫(自民党・山口3区選出)衆議院議員が新潟市で開催された講演会で「3.11大震災は国をやり変えろという天誅だ」と、意味不明の演説をしたという。 被災者に「天誅」を受けなければならない非があったというのだろうか。それとも河村氏は「天誅」の意味も知らないで使ったのだろうか。 ちなみに辞書を引いてみると良い。天誅とは天罰ということであり「天に代わって罰を与える」ということだ。河村氏の観念では東日本の海岸部に暮らし大震災・津波の被害に遭った被災者たちは「天によって罰を受けるべき人たち」だということなのだろうか。 バカも休み休み言え。大災害にあった人たちに一体どのような非があるというのだろうか。官房長官まで務めた国会議員にしては言葉に無頓着すぎはしないだろうか。そういえぱ彼の仕えた首相も稚拙な言葉遣いで国民に話題を提供した。二人揃ってその程度の人たちだということなのだろう。 功なり名を遂げた国会議員が目的もなくただただ議席を守り続ける愚かしさを認識して、サッサと引退すべきだ。それとも河村氏に政治家として大いなる野望があるというのなら、舌禍ではなくそうした政治に対する夢を聞きたいものだ。