民主主義の根本原理は「真実の開示」だ。

韓国の文在寅政権は自国の教科書を書き換え、北朝鮮の人権弾圧や朝鮮戦争における韓国への侵攻を矮小化しようとしている。
 そうした“歴史修正”に対して、米国ワシントンの大手研究機関から新たな警告が発せられた。文政権の動きは、北朝鮮の残虐行為から韓国の若者の目を背けさせようとする洗脳教育に等しいと断じる非難である。この反応は、現在、米国官民に広がる韓国の文政権や米韓同盟への不信の表れといえるだろう。
 20191月冒頭、ワシントンの民間主要研究所であるAEI(アメリカン・エンタープライズ・インスティテュート)関係者は、同研究所が韓国・文政権の歴史などの教科書内容の修正に批判的な見解を強め、この問題を米韓関係全体や米韓同盟のあり方ともからめて研究対象にしていくという方針を明らかにした>(以上「JBpress」より引用)


 教科書を書き換えて真実を矮小化して国民を教育する、というのは国家として如何なものだろうか。もちろん国民をいかに教育するかは国家の統治権に属する問題で、他国が批判することは慎むべきだ。しかし、それでも国策に沿った教育を実施することは少なくとも学問の自由とは大きく乖離している。
 韓国民が朝鮮半島内だけで生涯を終えるのなら、それで良いかも知れない。しかし朝鮮半島から国際社会に出た場合、彼が身に着けている常識は飛んでもない非常識の誹りを受けることになる。現実に韓国民が批判する「日帝」の嘘が国際社会でバレ始め、韓国民が反対に国際社会で批判されだしている。

 彼らが真実と教えられていることが「韓国ファンタジー史」に過ぎないで、史実や史料に基づかない非科学的な妄想だと本人が理解した時の絶望感と「恥」は想像に難くない。そうした韓国お得意のファンタジーを北朝鮮に関しても行っているとは由々しきだ。
 北朝鮮の金独裁政権は少なくみても数百万人を餓死させている。そして韓国民を四百人以上、日本国民を百人以上も拉致していると思われる。そうした非道な国家指導者を無批判に受け入れることはあり得ない。韓国が民主国家であるなら、国民に真実を教えないでどうする。民主主義は「真実の開示」の上に成り立つ。嘘や強弁で物事を自分たちに有利に導こうとするのは韓国内でだけ通用する「人治」でしかない。

 それは国際社会では決して相手にされない恥ずべき国家だ。批判すべきを批判して、それを乗り越えてでも国民のため朝鮮民族のために南北融和すべき、とするところに南北交渉の意義がある。そのことを韓国政府は忘れてはならない。文政権は政権維持のためではなく、朝鮮民族のために真実を開示し、南北融和の前に高い壁として横たわる「体制選択」を朝鮮民族の未来のために韓国民に問うべきではないか。

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