日本のコメが狙われている。

　中共政府の中国はこの秋未曽有の食糧不足に見舞われることが明らかになっている。相変わらず中共政府は今年の春の麦なども豊作で、この秋もコメなどの農産物は対前年比増収だと報じている。しかし、それらはすべて嘘っ八だと中国民は知っている。
　なぜなら長江流域は六月から未だに洪水被害に見舞われ、中国の稲作の約半分に当たる長江流域の大半の水田が水没したままで、秋の収穫は絶望的だからだ。それで何が起きているか、日本の全国各地で豚が盗難にあっている。これからのコメ収穫期は中国人が農家を回ってコメを買い占めることが起きるのではないかと心配する。

　マスクの時がそうだったように、既に中国人が大挙して農村を回って、農協が買うよりも前に米作農家から中国人がコメを買い付ける事態が新潟県などで起きているという。日本全国には130万人もの中国人がいるが、彼らが本国の中共政府から指示を受けて買占めに走ることも十分に考えられるし、中国人富裕層が金に飽かして買占めることも考えられる。
　そうした事態を予想して、中国により買占め防止の有効な手立てを、日本政府は考えているのだろうか。或いは全農を通して稲作農家に外国人に売り渡すことを禁止する通知などを出しているのだろうか。或いは日本国民の食の安全保障のための法律を制定しているのだろうか。

　日本のマスメディアは間抜けにも菅氏が安倍後継だとか大騒ぎしているが、そんな時ではない。お隣の中共政府は確実に飢える数億人の国民を抱えて日本のコメを虎視眈々と狙っている。
　ベトナムやタイでは既に中共政府の中国にコメを売らない、という方針を立てている。まずは自国民の食糧確保を優先する、という立場からだ。日本政府は日本国民の食糧確保のために動いているのだろうか。

　新米の刈り入れは、早いところでは既に始まっている。マスクの時のように後手後手に回って、マスクの値段が十倍以上に跳ね上がったように、米価が十倍以上に跳ね上がる、ということが起きないように、政府は事前措置に万全を尽くすべきだ。
　コップの中の嵐でもないデキ・レースの総理戦にウツツを抜かすより、目の前に迫りつつある国民の食糧確保こそ重大事ではないか、腐り切ったマスメディア関係者諸氏よ。